ユニットバスのタバコのヤニが落ちない時は

ユニットバスの中でタバコを吸ってしまい、浴室内の天井や壁面がヤニで黄ばんでしまうことがありますが、タバコのヤニはアルカリ洗剤で洗えば以外と簡単に落とせます。
それでも白くならない黄ばみはタバコのヤニではないかもしれません。
特に築年数が古くなってくると、経年劣化で黄変してくる場合があるからです。
酷くなると垂れジミのようなものが目立つようになります。この垂れジミはただの汚れではありません。
賃貸物件によくあるタイプのユニットバスの多くは壁面と天井は塩ビ鋼板でできています。塩ビ鋼板の表面は塩化ビニールです。塩化ビニールには加工しやすくするために可塑剤が配合されていますが、経年劣化で可塑剤が素材の表面に流れ出るブリード という現象が現れます。
 
またユニットバスの照明には一般的には白熱電球が使われていますが、白熱電球は結構強い紫外線を出しています。蛍光灯の約4倍の強さの紫外線を出しています。ユニットバスの黄変は白熱電球の紫外線による日焼けの場合がほとんどです。

鏡の裏面だけ白熱電球の紫外線が当たっていないので真っ白です。
日焼けしてしまった塩ビパネルは修復は不可能です。
ユニット交換するか浴室用シートを貼る等して隠すしかありません。
こうなる前に紫外線の少ない電球に交換するなどして予防しましょう。
 

コメント

このブログの人気の投稿

浴槽の黒ずみは落ちるのか?

浴槽の黒ずみは落ちるのか?